昨今のキャンプブームで、キャンプサイトの多様化が進み複雑になっています。
キャンプ場により、サイトの表記が違ったり、価格設定も違います。
初心者の方やこれからキャンプをしたい方は、こんな悩みがあるはずです。
- キャンプサイトって何種類あるの? ⇨ 基本は4種類
- どんなサイトを選べばいいの? ⇨ 記事中でアドバイスをしています
- 金額は変わるの? ⇨ 変わります
キャンプ場のサイトを理解して、あなたに合ったサイトを選び、理想とするキャンプライフを送りましょう。
サイトの基礎知識と選び方や金額の違いについて解説していきます。

キャンプ場を予約して現地に行ったら
その辺でテントを立てちゃダメなんですか?

フリーとかオートとか区画とか
一体何種類あるんですか?
分かりやすく教えてください。

キャンプをする場所は、決まっています。
キャンプサイトは、シンプルで簡単です。
正しい知識を身に着け、楽しい
キャンプライフを送りましょう。
サイトの基本4つ:【フリーサイト】と【区画サイト】+ オート

- フリーサイト ⇨ 決められた範囲であればどこでもOK
- 区画サイト ⇨ サイトごとに区切られている
- オートフリーサイト ⇨ 車やバイクが横付け可能なフリーサイト
- オート区画サイト ⇨ 車やバイクが横付け可能な区画サイト
フリーサイト | 区画サイト | オートフリーサイト | オート区画サイト | |
価格 | ○ | ✖ | ○ | ✖ |
荷物運搬 | △ | △ | ◎ | ◎ |
混雑時 | ✖ | ◎ | ✖ | ◎ |
プライベート感 | △ | ◎ | △ | ◎ |
自由度 | ○ | ✖ | ○ | ✖ |
サイトの基本は、フリーサイトと区画サイトの2つに加え、車やバイクが横付けできるオートフリーサイトとオート区画サイトの合計4つです。
複雑そうに見えて、簡単なんです。
ここから細かく解説していきます。
フリーサイト:自由度が高く、価格が安め

車やバイクはサイトに横付けできません。駐車場に停めましょう。
フリーサイト | |
価格 | 2000円~6000円 |
荷物運搬 | △ |
混雑時 | ✖ |
プライベート感 | △ |
自由度 | ◎ |
自由度が高く、価格が安いサイトです。
決められた範囲内であれば、どこに設営してもOKです。
駐車場が別なので荷物の量や設営する場所により運搬の労力が変わります。
混雑時は人が多く、隣の人との距離が狭くなります。

フリーサイトはこんな方にオススメです。
- 価格を抑えたい方
- 好きな場所でキャンプをしたい方
※駐車場とサイトの距離を確認しましょう。
区画サイト:混雑時でもくつろげる

車やバイクはサイトに横付けできません。駐車場に停めましょう。
区画サイト | |
価格 | 3000円~7000円 |
荷物運搬 | △ |
混雑時 | ◎ |
プライベート感 | ◎ |
自由度 | ✖ |
区画が決まっているサイトです。
混雑時でも周囲の人を気にせずキャンプが楽しめます。
区画が決まるため、価格がフリーサイトに比べて高くなります。
駐車場が別なので荷物の量やサイトの場所により運搬の労力が変わります。
混雑時のトラブル防止で区画サイトを選ぶのも有です。

区画サイトはこんな方にオススメです。
- 価格は気にしない方
- 周囲を気にせずゆっくりしたい方
※駐車場とサイトの距離を確認しましょう。
オートフリーサイト:荷物の運搬を楽に

オートフリーサイト | |
価格 | 2000円~6000円 |
荷物運搬 | ◎ |
混雑時 | ✖ |
プライベート感 | △ |
自由度 | ○ |
基本的なことはフリーサイトと同じです。
メリットは、設営する場所に車を横づけができ、荷物の運搬が快適にできること。
設営する場所を決めるときも、車で移動できるので楽です。

オートフリーサイトはこんな方にオススメです。
- 車やバイクを所有している方
- 荷物の運搬を楽にしたい方
- 価格を抑えたい方
- 好きな場所でキャンプをしたい方
オート区画サイト:価格が一番高いが、一番快適かも
オート区画サイト | |
価格 | 5000円~ |
荷物運搬 | ◎ |
混雑時 | ◎ |
プライベート感 | ◎ |
自由度 | ✖ |
区画サイトに車やバイクが横付けできます。
価格は今まで紹介してきた中で最も高いサイトです。
その分、一番快適に過ごすことができます。
区画が決められていて、混雑時でもサイトの確保で苦労することがありません。
車も横付けできるので運搬も快適にできます。
キャンプ場により、他のサイトと距離を置かれていることがあり、周囲のを気にせずキャンプを満喫できます。

オート区画サイトは
こんな方にオススメです。
- 車やバイクを所有している方
- 荷物の運搬を楽にしたい方
- 価格を気にしない方
- 周囲を気にせずゆっくりしたい方
キャンプ場独自のサイト
キャンプブームにより、サイトも多様化しています。
紹介した4つのサイトに加えて、以下のような独自サイトもあります。
- 電源付きサイト ⇨ 区画サイトがベース
- ソロ専用サイト ⇨ フリーサイトがベース
- 女性限定サイト ⇨ フリーサイトがベース
- 野営サイト ⇨ フリーサイトがベース
- ドックランサイト ⇨ 区画サイトがベース
これらは、紹介した4つのサイトの派生です。

基本の4つを抑えて置けば
考える上で応用が利きます
予約するときの注意点4つ:予約ページで要確認
- 価格体制
- サイト名の表記
- 駐車料金が別途必要なキャンプ場がある
- 価格は、シーズンや土日祝日により変化する
ここまでキャンプサイトを紹介してきました。
キャンプ場によりサイト表記や価格体制が違います。
サイト表記では、”オートサイト”という表記でなく”車横づけ可能”という表記だったり
価格体制は、キャンプ場の利用料金に加えて”人数や設営するテントやタープ数、駐車する台数で追加”される場合などもあります。
予約ページでよく確認し予約をしましょう。
不明点や不安点はキャンプ場へ確認すると確実です。

以前に私の確認不足で
値段が違ったことがありました。
まとめ
- キャンプサイトは、基本4つ
- 基本の4つから派生した、キャンプ場独自のサイトがある
- 価格やサイトは、予約ページでよく確認する
ここまでキャンプサイトについて紹介してきました。
基本の4つを抑えて置けば、サイト選びは苦労しません。
キャンプ場により価格体制が違うのでよく確認してみましょう。
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