冬は暖房器具でヌクヌク温まりながら、快適に過ごしたい。暖房器具に憧れやロマンもある。
薪ストーブ・石油ストーブ・ヒーターアタッチメントなど種類が豊富で魅力的!!
でも、暖房器具は・・・
- 重く嵩張るものが多い
- 運搬が面倒
- 手入れが大変
- テント内の一酸化炭素の濃度管理が面倒
- 家での収納も困る
などなど後々のことを考えると購入をためらってしまう・・・。という方に暖房器具が無くても冬キャンプを満喫するための3つの方法を解説します。
- 寝具を徹底する
- 焚き火+風防で暖を取る
- 服を工夫する
この3つについて、詳しく解説していきます。
寝具を徹底する

キャンプ道具の中で一番お金をかけるべき道具は“寝具”です。冬キャンプでは、より重要になります。大げさかもしれませんが、寒さによる凍死の危険さえあります。
快適に眠り、気持ちの良い朝を迎えるために検討しましょう。
いかに満天の星空や焚き火、食事で心を癒し楽しくキャンプをしても「寒くて眠れなかった・・・」となればキャンプをやめるきっかけにもなりかねません。
- 登山系や軍用の物からセレクト
- マットはR値が高い物にする
私が何度も冬キャンプをして感じたのは、寝袋よりもマットの方が重要ということです。もちろん寝袋も重要です!!
というのもR値4.8のマットから足が外れたときに、寒く起きたことがありました。(このとき足は寝袋の中です。)
R値(熱抵抗値)は、スリーピングマットがどのくらい熱を逃さないか、つまり断熱力を評価する指標です。R値が高いほど、そのマットは断熱力が高いといえます。
LOST ARROW
私が使っている道具は、寝袋:NANGAのUDD630DX マット:ニーモのテンサーアルパイン(※R値4.8)です。
今、寝袋を買うのであればモンベルのダウンハガーを検討します。寝袋に入ったまま胡坐ができる伸縮性が魅力的だからです。窮屈なマミーシュラフの欠点を解消しています。
焚き火+風防で暖を取る

キャンプで手軽に暖が取れると言えば”焚き火”です。焚火台の周囲に風防を置き暖を取りましょう。より熱を反射する金属製の風防がオススメです。
- 金属の風防でより暖かく
- 焚き火の準備は早めに、薪はいつもより多めに
- 乾燥注意報の時は注意
キャンプ場にチェックインし、設営が完了したら焚き火の準備を始めましょう。冬はあっという間に暗く寒くなるので早めの準備が重要になります。
冬キャンプは暗くなるのが早い分、長く焚き火を楽しめるのもメリットの一つです。
注意点としては、乾燥注意報の時です。火災のリスクが上がるためルールを守りましょう。
服装を工夫する
最後に紹介するのが服装です。重ね着(レイヤリング)をしましょう。
体を冷やさないために、体が熱くなれば脱ぐ、寒くなれば着る。の着脱をします。
寒さを感じやすい部分を露出しないことも寒さ対策になります。
寒さを感じやすい部位は、人により違います。あなたに合う防寒アイテムを購入しましょう。
- 重ね着をする
- インナーは高機能な物、アウターは焚き火専用の物
- 首、足首、耳などを温める
肌と接するインナーは、登山系やスポーツ系の物がオススメです。
理由は、高機能な物が多いからです。吸湿発熱力・保温力・発熱持続力・汗冷え抑制が高いものがあります。
私の上半身の服装は、インナー:モンベルのジオラインやブレスサーモ。ミドル(中間着):Tシャツやジャケット+ダウンジャケット。アウター:GripSwanyの焚き火用のジャケットパーカーです。
下半身の服装は、インナー:モンベルのジオラインやワークマンの物。ミドル:ワークマンのダウンパンツ。アウターは、焚き火用パンツです。
他にもネックウォーマー・イヤーマフ・テムレスの手袋・Naturehikeのダウンシューズなどなど防寒アイテムをたくさん持っています。
まとめ
- 寝具を徹底する
- 焚き火+風防で暖を取る
- 服を工夫する
暖房器具は、メリットも多く憧れもあります。しかし何かとデメリットも多いものです。
そこで、この3つをすることで暖房器具が無くても冬キャンプを満喫できます。
冬キャンプの良さと言えば
- 虫が少ない
- 汗をかきにくい
- 澄んだ空、星空
- 寒い中で食べる鍋や温かい食事
これらの良さをより楽しむために、対策をしましょう。
是非、美味しいご飯を食べながら、焚き火に癒され、星空を鑑賞し最高の冬キャンプにしてください。
コメント