キャンプは、お金がかかります。
私はこれまでに合計30万円以上を使ってきました。
今でも定期的に購入しているので合計いくらになることか・・・。
初期に5万円かけて集めた道具は、数回で使わなくなり苦い経験をしました。まさに典型的な悪い例です。
そんな後悔から考えたのが今回紹介する”失敗や後悔が少なくソロキャンプを始める方法”です。その方法には、ステップが1~5まであります。
そのステップの詳細については、この記事を参考にしてください。
今回はステップ2のデイキャンプを3回する方法です。
特にこれからソロキャンプを始めたい方、初心者の方に参考になります。
まずデイキャンプで2つのことが分かります。
- あなたがソロキャンプに向いているのか? = 道具を一式集めた後、すぐにやめるのを防ぐ
- あなたのキャンプスタイル = 自分に合う道具が分かり、道具の買い直しを防ぐ

道具の買い直しが無くなれば
無駄な出費も減ります。
キャンプで最もお金がかかるのが初期投資 = 道具を一式集めるときです。そして、余計な出費となるのが道具を買い直すときです。
以下の2つが無駄遣いや出費がかさむ悪い例です。
悪い例1:道具を一式購入 ⇨ 数回キャンプをする ⇨ やめる(色々な理由で)
悪い例2:道具を一式購入 ⇨ 数回キャンプをする ⇨ 道具が自分のスタイルに合わなくなる ⇨道具の買い直し = 余計な出費
このようにならないためにデイキャンプを3回行い、あなたがそもそもソロキャンプに向いているのか?長続きするのか?あなたのキャンプスタイルはどうなのか?これらを明確にして無駄な出費をゼロにしましょう。
キャンプ経験は3年。愛車ジムニーシエラで全国を旅しています。キャンプを始めた当初、道具一式を5万円で揃えました。しかし、その道具たちは今ではほぼ使っておらず・・・。道具の買い直しが発生し余計な出費をしてしまいました。キャンパー仲間の経験も反映しています。
今回紹介する記事は、無駄な出費を防ぐための大きなステップの中の1つです。
失敗と後悔が少なく、楽しく始めるためのステップについては↓↓↓の記事を参考にしてください。
デイキャンプとは?日帰りのキャンプ
まずデイキャンプは、キャンプ場で行う日帰りのキャンプのことです。
デイキャンプのメリットは4つ
- 価格が泊りのキャンプに比べて安い
- 宿泊しないので荷物が少なく気軽に楽しめる(値段が高い寝具類やテントが不要です。)
- キャンプ場ならではの”焚き火”ができる
- 管理人がいる時間帯 = 困ったときに連絡できる
価格が安いからこそ、デイキャンプで色々と試していきましょう。
節約のための具体的な方法
- 心得:道具は徐々に揃える!
- デイキャンプ1回目:あなたはソロキャンプに向いているのか?
- デイキャンプ2回目:あなたに向いているスタイルを決める
- デイキャンプ3回目:焚き火の楽しさを知る
この4つのポイントをデイキャンプを経験し考え、余計な出費を防ぎましょう。
3回のデイキャンプで多くのことを考えますが、忘れていけないのはキャンプを楽しむことです。
日ごろの疲れを癒したり、ゆっくりと流れる時間を満喫しましょう。
心得:道具は徐々に揃える!

道具を一式揃えて、すぐにキャンプに行きたい気持ち、とても分かります。
しかし、それが余計な出費をする始まりです。
考えられる悪い例がコチラ
悪い例1:道具を一式購入 ⇨ 数回キャンプをする ⇨ やめる(色々な理由で) = 余計な出費
悪い例2:道具を一式購入 ⇨ 数回キャンプをする ⇨ 道具が自分のスタイルに合わなくなる ⇨道具の買い直し = 余計な出費
大半の方は無駄な出費をしたくないはずです。
デイキャンプを通しスタイルを検討するとともに徐々に道具を揃えることをオススメします。

いきなり道具を購入するのはNGです。
確実に買い直しが発生します。
余計な出費の始まりです。
デイキャンプを3回する!
- デイキャンプ1回目:あなたはソロキャンプに向いているのか?
- デイキャンプ2回目:あなたに向いているスタイルを決める
- デイキャンプ3回目:焚き火の楽しさを知る
実際にデイキャンプで体験し、考えることであなたがソロキャンプに向いているのか?好きなスタイルはどういうものなのか?を考えるきっかけとなります。
ソロキャンプの向き不向きを判断し、素早くあなたのスタイルに辿り着き無駄な出費が無くなれば幸いです。
デイキャンプ1回目:あなたはソロキャンプに向いている?
デイキャンプ1回目の目的は3つです。
- あなたがソロキャンプに向いているかを確認
- キャンプに慣れる
- デイキャンプを楽しむ
1.あなたがソロキャンプに向いているかを確認
ソロキャンプを始める上で最重要なのが”あなたがソロキャンプに向いているかどうか”です。
道具を10万円で一式揃えても2、3回で辞めてしまっては、勿体ないです。2、3回で満足であれば道具をレンタルしたりグランピングをオススメします。
手ぶらでキャンプやバーベキューを豪華に楽しめるプランのこと
キャンプに慣れる
デイキャンプ1回目は、チェアリングの延長だと考えます。道具は、椅子とテーブルのみでOKです。
その他の持ち物は、飲み物や簡単に食べれるお菓子、おにぎりを持っていきましょう。
チェアリングと違う点は、キャンプ場ならではの予約や準備、受付、設営、撤収があることです。
デイキャンプを楽しむ
そして忘れてはいけないのが、ソロのデイキャンプを楽しむことです。
キャンプ場の散策や自然、食事、読書、マンガ、映画鑑賞などを楽しみましょう。
もし多くのキャンパーがいれば、散策ついでにテントやスタイルをチラ見してみましょう。
自分のスタイルを見つける参考になります。

デイキャンプ1回目は
チェアリングの延長と考える
持ち物は、椅子とテーブル、飲み物、軽食

はじめてのデイキャンプで経験すること
- キャンプ場の予約
- キャンプに向けて準備
- 受付
- 設営(椅子とテーブル)
- 他のキャンパーをチラ見
- キャンプを楽しむ
- 撤収
- 帰宅後の片付け
デイキャンプ1回目を終えて続けるか判断する
デイキャンプを1回して、どう感じましたか?
3つの質問に回答してください。
1.キャンプ場の予約やキャンプに向けての準備は、どう感じましたか?
楽しい or 普通 or 楽しくない
2.設営や撤収、帰宅後の片付けは、どう感じましたか?
楽しい or 普通 or 楽しくない
3.キャンプ場で食事や読書、くつろいでどう感じましたか?
楽しい or 普通 or 楽しくない
二つ以上”普通・楽しい”がある場合は、次に進みましょう。
二つ以上”楽しくない”がある場合は、歩みを止めましょう。もしかしたら、あまりソロキャンプには向いていないかもしれません。
デイキャンプ2回目までに:キャンプスタイルを考えよう
キャンプスタイルにより道具が決まります。
次のデイキャンプまでにあなたのキャンプスタイルを大まかに決めましょう。
キャンプスタイルは、大きく3つあります。
- 軽量性重視:リュック1つに道具を詰める
- 中間:軽量性も快適性もある程度必要
- 快適性重視:引っ越しのような荷物
軽量性重視 | 快適性重視 | |
移動手段:車 | ○ | ○ |
移動手段:車以外 | ○ | ✖ |
運搬 | ○ | ✖ |
荷物 | 少ない | 多い |
快適性 | ✖ | ○ |
そしてキャンプスタイルを決めるポイントは3つ
- 移動手段 ⇨ 車以外は、軽量性重視になる
- 運搬・設営・撤収をどうしたいか?
- キャンプ場でどのように過ごしたいか?
移動手段
移動手段が決まると、ある程度スタイルが決まります。
車以外の自転車・バイク・公共交通機関の移動手段だと、自然の流れで軽量性重視になります。
快適性を重視したいのであれば車は必須です。
運搬・設営・撤収をどうしたいか?
荷物が少ないと運搬、設営撤収は楽になります。
逆に荷物が多いと快適性は上がり、移動や運搬、設営撤収は大変になります。
快適性や運搬なども個人により許容範囲が違うので十分に検討が必要です。
キャンプ場でどのように過ごしたいか?
安心してのんびり過ごしたい方 ⇨ 荷物が多く必要
不便を楽しみたい方 ⇨ 荷物が少なくなります。
お金を掛ければ軽量で快適な道具もあります。
荷物が多くても車を横付けできるサイトもあります。
キャンプサイトについては、こちらの記事を参考にしてください。
その他のスタイルの決め方
このテントでキャンプをしたい。など先に道具が決まっている場合はそこから組み立てることもできます。
※荷物が多くても運搬時に使用するキャリーワゴンという道具があります。

私の移動手段は車ですが軽量性重視
理由は2つです。
- キャンプの延長に登山を考えていた
- どんなキャンプ場でも行ける
荷物は大きく3つです。
- ザックに衣類・住居類・焚き火類を
- ソフトクーラーに食事類を
- 薪キャリーに薪を入れています。

デイキャンプ2回目:キャンプスタイルを決める
デイキャンプ2回目ではキャンプスタイルを決めます。
1回目のデイキャンプの後に大まかに考えたスタイルを意識しながらキャンプをしてみましょう。キャンプ場で実践してみると考えが変わるかもしれません。
特に椅子とテーブルは、あなたのスタイルのベースになる重要な道具なので妥協はやめましょう。
今使っている椅子、テーブルは、本当にこれで良いのか?腰は痛くないのか?目指すスタイルに近づけるのか?
ここで椅子とテーブルを買い直すのも良い判断です。
そしてキャンプ場に慣れ、キャンプに向いているかも再チェックしましょう。デイキャンプを楽しむことも忘れてはいけません。

デイキャンプ2回目は
自分のスタイルを決める。
持ち物は、椅子とテーブル、飲み物、軽食

デイキャンプ2回目は
- 検討したスタイルをフィールドでチェック
- キャンプ場の予約~帰宅後の片付けに慣れる
- 周囲を見てスタイルの参考にする
- ソロキャンプを続けられるかの最終チェック
キャンプでは9割近く椅子で過ごします。そして、椅子の高さによりスタイルもある程度決まるので重要なアイテムとなります。オススメの椅子について紹介した記事は↓↓↓にあります。
デイキャンプ3回目までに:焚き火道具を揃えよう
- 軽量性重視:コンパクトになる焚き火台
- 中間:スタイルと相談
- 快適性重視:重量のある王道の焚火台でもOK
3回目の焚き火に向けて焚き火道具を揃えてます。
焚火道具の中でも焚火台が一番かさ張るので、スタイルを考慮して選択しましょう。
焚き火台についての詳しい記事はコチラを参考にしてください。焚き火台以外にも焚き火には絶対に必要な道具が7種類あります。
軽量性重視の方
重量は1Kg以下で軽量、そして収納したときにコンパクトになるものがオススメです。
中間の方
運搬や収納、実際に焚き火をしたときのことを考慮し購入しましょう。
快適性重視の方
快適性重視の方は、重量やデザインに束縛されず一番選べるものが多くなります。
あなたの好きな道具をチョイスしましょう。
焚き火で必要な道具については、こちらの記事を参考にしてください。
デイキャンプ3回目:焚き火をする

デイキャンプ3回目の目的は2つです。
- 焚き火をする
- 荷物が増えてどう感じるか?
焚き火をする
キャンプの醍醐味である焚き火をしましょう。
道具と薪があり、ルールや方法を理解していれば安全に焚火ができます。
はじめて焚き火をしたときの感動は、忘れがたい思い出になるはずです。
着火も苦労しますが、それもキャンプの醍醐味です。
荷物が増えてどう感じるか?
今までは椅子とテーブル、軽い食事類のみでしたが、焚火道具が増えました。
キャンプの準備~帰宅後の片付けをしてみて、あなたはどう感じましたか?
特に運搬は、少し荷物が増えただけでも大変になるはずです。
ここでスタイルを見直しても良いでしょう。

最近ソロキャンプを始めた友人も荷物が増えてきた頃にスタイルを軽量性重視に考え直したそうです。
デイキャンプの注意点4選
- キャンプサイトの種類
- キャンセル料金
- キャンプ予定日の天候
- 季節
1.キャンプサイトの種類
キャンプサイトは大きく4つありますが、デイキャンプではサイトの選択肢が少ないので予約サイトでよく確認しましょう。
特に車で行く方は、車は横付けできるかどうかをチェックしましょう。
キャンプサイトについてはコチラの記事を参考にしてください。
2.キャンセル料金
キャンセルの無料期間を予約時に確認しましょう。
料金が発生するのが早いキャンプ場だと1週間前からキャンセル料金が発生します。
キャンセルを忘れていると料金の100%を支払うことになってしまうので注意が必要です。
3.キャンプ予定日の天候
キャンプ予定日の天候とキャンセルの判断はセットです。
雨予報であれば、早めにキャンセルしましょう。雨キャンプは難易度が高いためです。
4.季節
最後に季節です。春や秋がオススメです。
もし夏に行くのであれば虫や熱中症対策を十分する。冬であれば寒さ対策をしましょう。
楽しいキャンプのはずが体調を崩してしまっては台無しになります。

注意点は4つですね
- キャンプサイトの種類
- キャンセル料金
- 当日の天候
- 季節
まとめ
デイキャンプを3回して分かることは、以下の2つです。この2つが分かれば無駄な出費を減らすことができます。
- あなたがソロキャンプに向いているのか? = 道具を一式集めた後、すぐに辞めるのを防ぐ
- あなたのキャンプスタイル = 自分に合う道具が分かり、買い直しを防ぐ
大前提としてキャンプは、お金がかかります。
私も今まで合計30万円以上を使ってきました。
今でも定期的に購入しているので合計いくらになることか・・・。
初期に5万円かけて集めた道具は、数回で使わなくなり苦い経験をしました。まさに典型的な悪い例です。
今思うと「ああしておけば良かった」など後悔があります。その後悔から生まれたのが今回の方法です。
この方法で無駄な出費が少なく、理想とするキャンプスタイルで楽しいキャンプライフを送れることを願います。
そしてあなたがソロキャンプにどっぷりとハマれば幸いです。
失敗と後悔が少なく、楽しく始めるためのステップについては↓↓↓の記事を参考にしてください。
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